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北朝鮮が14日、弾道ミサイル1発を発射したことを受けて、国連の安全保障理事会は日本時間の16日朝、発射を強く非難するとともに各国に対し、安保理の制裁決議を完全に履行するよう求める報道機関向けの声明を発表しました。


声明について北朝鮮外務省は16日夜、国営メディアを通じて談話を発表し、「安保理の声明を断固として、全面的に排撃する。われわれの自主権の露骨な侵害であり、横暴な内政干渉だ」と強く反発しました。


そして「アメリカは本土と太平洋作戦地帯がわれわれの攻撃圏内に入っている現実を無視することはできない」と威嚇したうえで「アメリカと追従勢力が正しい選択をするときまで、高度に精密化、多様化された核兵器と、核攻撃手段をより多く作り、必要な実験の準備をさらに進める」として、核・ミサイル開発を加速させる姿勢を強調しました。


北朝鮮が14日発射した新型の中距離弾道ミサイルについて、韓国国防省は、ICBM大陸間弾道ミサイルの水準に至っていないとする一方、射程はアメリカ軍基地のあるグアムを超える最大5000キロに達すると見られるという見方を示していて、北朝鮮による核・ミサイル技術の向上に国際社会の懸念が強まっています。