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台湾では去年行われた総統選挙と議会選挙で、国民党が民進党に大敗し、野党に転落しました。


国民党の党首に当たる主席の任期満了に伴う選挙には過去最多の6人が立候補し、20日に党員による投票が行われました。その結果、前の副総統の呉敦義氏が52.24%の得票率で、中国との統一志向が強いとされる現職の洪秀柱氏などを破って、主席に選ばれました。


呉氏は69歳。馬英九前総統の2期目に副総統を務めました。戦後、中国大陸から国民党が移ってくる前から台湾に住むいわゆる「本省人」で、対中国政策をめぐっては、中国との融和策を取った馬前総統の路線を継承する姿勢を示しています。


呉氏の任期は4年で、来年の統一地方選挙や2020年に予定される次の総統選挙に向けて、党勢の立て直しが大きな課題となっていて、記者会見した呉氏は「再び政権を担当する機会を勝ち取る」と述べ、政権奪還に意欲を示しました。しかし、国民党に対し、中国寄りだとの批判の声も根強く、世論の幅広い支持を得られるかどうかは、厳しい見方も出ています。

中国の習近平国家主席は、中国共産党トップの総書記として、呉敦義氏に祝電を送りました。
中国国営の新華社通信によりますと、この中で習総書記は「中国共産党と国民党の両党が、台湾独立に反対し、両岸関係を平和発展の正しい方向に導き、民族復興の偉業をともに成し遂げることを願う」と述べました。


台湾では去年5月、中国が独立志向が強いとみなす民進党政権が発足したことから、「台湾海峡の両岸はともに『一つの中国』に属する」とする考え方で一致する国民党が、呉氏のもとで党勢を回復することを期待しているものとみられます。