豪先住民を国民と認めた憲法改正から50年 イベント #nhk_news https://t.co/UsdFHBKoZf
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年5月27日
オーストラリアでは1967年の憲法改正で、先住民を国民と見なしていなかった条項が削除され、長い間住み続けてきた先住民はようやくオーストラリアの国民として認められました。
この憲法改正を決めた国民投票から27日でちょうど50年になるのを記念して、南東部メルボルンで、先住民について関心を持とうと呼びかけるイベントが開かれ、会場となった中心部の広場にはおよそ5000人が集まりました。
イベントにはターンブル首相も出席して参加者と一緒に中心部を練り歩き、先住民の問題に取り組む姿勢を強調しました。
オーストラリアの先住民をめぐっては、教育や医療のサービスが十分に行き届いていないうえ、貧困の家庭が多く白人など非先住民との間で社会的・経済的格差が大きいことが長年の課題となっています。
オーストラリアでは来週にかけて先住民に関連した行事が各地で予定されていて、格差の解消が進まない中、先住民をめぐる問題について改めて考える機会となりそうです。