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将棋の第75期名人戦の七番勝負は、去年、初めてタイトルを獲得した佐藤天彦名人(29)に、タイトル戦初登場となる稲葉陽八段(28)が挑む20代どうしの対局となり、ここまで佐藤名人が3勝2敗と防衛まであと1勝としていました。


5日から甲府市で行われていた第6局では、終始、的確な指し回しを見せた佐藤名人が徐々にリードを広げる展開となり、午後8時20分ごろ、稲葉八段が投了して112手までで佐藤名人が勝ちました。


佐藤名人は4勝2敗としてタイトル初防衛を果たし、名人戦2連覇となりました。


佐藤名人は、対局のあと「大変な戦いだったので、うれしいです。今回の七番勝負は、自分では挑戦をしたつもりですが、課題も見えたので、今後もしっかり勉強して頑張っていきたいです」と話していました。


また、初めてのタイトル挑戦で敗れた稲葉八段は、「同じ相手とずっと戦うことや、長い持ち時間も初めてだったので、いい経験でした。これからに生かしていきたいです」と話していました。