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ドイツ政府は、アメリカやフランスなどが行っている過激派組織ISに対する空爆を支援するため、偵察機「トルネード」6機と空中給油機、それに兵士およそ250人をトルコ南部の空軍基地に派遣しています。


ドイツ政府は7日、この部隊をトルコの基地からヨルダンの基地に移転させることを閣議決定しました。ドイツ政府はトルコで去年7月に起きたクーデター未遂のあと、エルドアン政権が強権的な姿勢を強めていると批判し、これに反発したトルコ政府はドイツの連邦議会の議員団による基地の訪問を拒絶していました。


ドイツ軍の派遣には、連邦議会の承認が必要で、政府の報道官は「この状況は政府にとっても、軍にとっても受け入れがたい」と述べ、トルコ政府を批判しました。


部隊移転のスケジュールは明らかになっていませんが、イラクやシリアの上空からISの動向を探る偵察飛行は2か月ほど中断する見通しで、IS掃討作戦にも影響が出るおそれがあります。