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航空自衛隊が将来の主力戦闘機として導入するステルス戦闘機、F35の国内製造の1号機が、13日午前、愛知県の県営名古屋空港で初めての試験飛行を行いました。


F35はアメリカなど9か国が共同開発した機体で、航空自衛隊が将来の主力戦闘機として、今後、42機を導入する計画です。日本は開発には参加していませんが、愛知県の三菱重工の工場で国内向けの機体の組み立てなどが行われていて、国内製造の1号機が今月5日に公開されました。


13日は、この1号機の初めてとなる試験飛行が行われ、午前9時半すぎに工場に隣接する県営名古屋空港を離陸しました。防衛省によりますと、離陸したF35は機体に異常がないか確認するための航空自衛隊のF2戦闘機とともに、岐阜県などの上空に設定された自衛隊の訓練空域を飛行し、操縦動作など機体の性能を確かめたということです。そして、およそ2時間後の午前11時半ごろに県営名古屋空港に着陸しました。


13日の試験飛行ではトラブルなどはなかったということで、1号機は、今後、国内での複数回の試験飛行を経たうえで、アメリカで本格的な訓練飛行が行われ、来年夏ごろには青森県航空自衛隊三沢基地に配備される予定です。