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両陛下は19日午前、東京・上野の日本芸術院会館に到着し、はじめに受賞者たちから作品や創作活動について説明を聞かれました。


73回目となることしの日本芸術院賞には9人が選ばれ、特に優れた業績に贈られる恩賜賞は、書家高木聖雨さん(67)と、評論家の渡辺保さん(81)、それに作曲家の一柳慧さん(84)の3人が受賞しました。


授賞式では、受賞者が両陛下の前に進み出て、日本芸術院黒井千次院長から賞状などを受け取りました。


このあと受賞者は皇居に招かれ、両陛下や秋篠宮ご夫妻と懇談しました。この中で、天皇陛下は「皆さんが受賞されましたこと誠に喜ばしいことと思っています。それぞれの道の発展のために力を尽くされるよう願っています」と述べられました。

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幸田露伴 - Wikipedia

国学士院会員。帝国芸術院会員。第1回文化勲章受章。

1908年(明治41年)には京都帝國大学文科大学初代学長の旧友・狩野亨吉に請われて、国文学講座の講師となった。同時期に内藤湖南東洋史講座の講師に招聘されている。この両名はそれぞれ小説家として、ジャーナリストとして当時から有名であったが学者としての力量は未知数であり、狩野の招聘は破天荒とさえいわれた。

露伴は学者としても充分な素養があったのだが、何かの事情により夏季休暇で東京に戻ったまま、僅か一年足らず(京都へ移り住んだのは当年初めだった)で大学を辞してしまった。露伴自身は冗談めかして、京都は山ばかりで釣りが出来ないから、と述べているが、官僚的で窮屈な大学に肌が合わなかったようだ。

皮肉なことに、大学を辞めた翌年の1911年(明治44年)に文学博士の学位を授与されている(『遊仙窟』が主要業績)。

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幸田露伴 ねじくり博士

1890(明治23)年4月

22歳

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