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亡くなったのは去年1月から北朝鮮に1年以上拘束されたのち先週解放されてアメリカに帰国した大学生のオットー・ワームビア氏です。両親によりますと、19日、死亡したということです。


ワームビア氏は拘束中に体調を崩しこん睡状態に陥ったと伝えられていて、地元オハイオ州の病院は脳に障害を負い医師らの問いかけに反応しない状態であることを明らかにしていました。
これについて父親はこれまで、北朝鮮が容体が深刻だったにもかかわらず治療しなかったと訴えていました。


ワームビア氏の死を受けて両親は声明を発表し「息子が北朝鮮から受けた恐ろしい拷問のような扱いはこのような悲しい結末をもたらした」として北朝鮮を強く非難しています。


ワームビア氏が死亡したことで、アメリカでは今後、北朝鮮への批判が高まると見られ、アメリカ政府は現在も北朝鮮に拘束されているほかの3人のアメリカ人の解放を急ぐ方針です。

アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮に1年以上拘束されたのち先週解放されたアメリカ人大学生のオットー・ワームビア氏が死亡したことを受け、ホワイトハウスで記者団に対し「ワームビア氏がさきほど亡くなった。ワームビア氏は1年半、北朝鮮にいて多くのひどいことが起きた。北朝鮮は残忍な政権だ」と述べ北朝鮮を非難しました。


アメリカでは19日、北朝鮮で1年以上拘束されたのち、先週解放されてアメリカに帰国した大学生、オットー・ワームビア氏が死亡しました。


ワームビア氏は、拘束中に体調を崩しこん睡状態に陥ったと伝えられていて、治療にあたっていた地元オハイオ州の病院は、ワームビア氏が脳に障害を負い医師らの問いかけに反応しない状態であることを明らかにしていました。


ワームビア氏の死を受けトランプ大統領は声明を出し、遺族や友人に哀悼の意を示すとともに、ホワイトハウスで記者団に対し、「ワームビア氏は、1年半、北朝鮮にいて、多くのひどいことが起きた。北朝鮮は残忍な政権だ」などと述べ、北朝鮮を非難しました。


また、議会の与野党からも「ワームビア氏は北朝鮮に殺害された」などと非難の声が相次いであがっていて、アメリカ国内では、北朝鮮への批判が高まると見られます。


アメリカ政府は、現在も北朝鮮に拘束されているほかの3人のアメリカ人の解放を急ぐ方針で、ティラーソン国務長官が声明を出して北朝鮮に対し3人の解放を改めて要求しており、この問題が今後、米朝関係にどのような影響を与えるか、注目されます。


アメリカのトランプ大統領は16日の演説で、オバマ前大統領の進めてきたキューバとの関係改善を「国民を苦しめてきたカストロ政権を裕福にしただけだ」と批判し、両国の国交は維持するものの対キューバ政策を見直して、キューバ軍と関係がある企業との商取り引きやアメリカ人のキューバ渡航など一部の規制を強化すると発表しました。


これについてキューバのロドリゲス外相は19日、訪問先のオーストリアで会見し、閣僚として公の場で初めてキューバ政府の見解を明らかにしました。
ロドリゲス外相は「両国関係を悪化させるだけではなく双方の国民にも悪影響を与えるもので、受け入れられない。キューバ政策の刷新でも創造的なものでもなく、時代錯誤な政治手法だ」とトランプ大統領の決定を強く非難しました。


そのうえで「われわれは両国間で解決されていない問題についてアメリカとの対話の継続を望んでいる。ただしそれはアメリカがキューバの主権を完全に尊重し対等な立場で行われるべきだ」と述べて、アメリカが科している経済制裁の解除を引き続き求めていくとともに、ことし9月の国連総会で国際社会に対して決定の不当性を訴えていく考えを示しました。