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 文部科学省有識者会議は27日、大学の工学部の4年と大学院修士課程の2年で一体的なカリキュラムを組む学部・修士6年一貫制導入を柱とする工学系教育の見直しに関する提言をまとめた。積極的にインターンシップを進めるなど、産学連携の必要性も強調。同省は本年度中に、制度設計に着手する。


 人工知能(AI)やビッグデータの活用など、技術がめざましい進歩を遂げる一方で、従来の工学系教育は分野ごとの縦割りが顕著で、技術革新の波に対応できないとの指摘が出ている。会議では産業基盤を担う人材養成に向けた課題と実践を巡る議論を進めてきた。