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監査法人は企業の決算の内容を調べて監査報告書にまとめていますが、現在は、決算が適正かどうかを記す、簡単なものになっているのが一般的です。


しかし、東芝の不正会計の問題を長年、見逃していたとして監査法人行政処分を受けるなど、企業の会計をめぐる不祥事が後を絶たないことから、金融庁は監査の基準を改める方向で検討に入ることになりました。


具体的には、企業買収に伴う将来の損失のリスクをどう評価しているか、経営者が業績目標を達成するために内部統制上、問題のある行動を取っていないかなど、経営上のリスクを報告書により詳しく書き込むよう求めることを検討しています。


海外では、イギリスなどがこうした取り組みを導入しているということで、金融庁では諮問機関の審議会でこの秋から議論を始めることにしています。