https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


メタンハイドレート」はメタンガスと水が結びついてシャーベット状になった物質で、日本近海の海底などに分布していると見られ、純国産のエネルギー資源として期待されています。


資源エネルギー庁は先月、愛知県と三重県の沖合で始めた、海底よりさらに深い地層のメタンハイドレートからガスを取り出す試験を28日終了したと発表しました。今回の試験では商業生産の実現に向けて3週間以上、連続してガスを採取することを目標としていました。試験の期間中にはガスを採取するパイプに砂が混入するトラブルが発生し、一時中断を余儀なくされましたが、その後、目標どおり、24日間連続でガスを採取することに成功したということです。


一方で、採取できたガスの量は4年前の試験では1日平均およそ2万立方メートルだったのに対し、今回は半分の1万立方メートルにも満たず、想定を大幅に下回り、商業生産の実現には課題が残ったとしています。


資源エネルギー庁は試験のデータを基に商業生産を目指して技術開発を進めることにしています。