NATO 防衛費増加で結束を強調 #nhk_news https://t.co/WFBQQRu4BM
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年6月30日
NATOは29日、ベルギーの首都ブリュッセルで国防相会議を開き、ストルテンベルク事務総長が、アメリカを除く加盟28か国の防衛費の合計が3年連続で増加する見通しになったと発表しました。
それによりますと、2017年の28か国の防衛費は、前の年に比べて4.3%増加する見通しとなり、伸び率でも前の年を1ポイント上回るということです。
NATOをめぐっては、先月の首脳会議でアメリカのトランプ大統領が「多くの加盟国は十分な防衛費を支出せず公平な負担をしていない」と批判し、足並みの乱れも指摘されていただけに、ストルテンベルク事務総長としては、防衛費が増加する見通しを示すことで、加盟国の結束を強調した形です。
また会議では、厳しい治安情勢が続くアフガニスタンについても協議が行われ、現地の治安部隊の訓練などのため現在、派遣している1万3000人規模の部隊をさらに増強することが確認されました。
アフガニスタンでは先月、首都カブールで150人以上が犠牲になる大規模なテロが起きるなど治安が悪化しており、NATOとしていかに支援していくかが大きな課題となっています。
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