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トヨタ自動車は生産や販売部門などアメリカ各地に分かれていた拠点を集約した北米トヨタの新本社をテキサス州北部のプレイノ市に建設し、6日メディアに公開しました。


投資金額は10億ドル、日本円にして1100億円を超える規模で、敷地面積は東京ドームおよそ8個分に相当する40万平方メートルに上ります。およそ4000人の社員が働く予定で、トヨタは地元から1000人以上を雇用するなど地域経済への貢献をアピールしています。ホームページにはトランプ大統領が「トヨタの決断を称賛する。トヨタアメリカ事業を誇りに思い、支援を続けたい」と謝意を伝えた署名入りの文書を公開しました。


北米トヨタのジム・レンツCEOは新本社の開所式で「さまざまな事業を1か所に集めることでイノベーションを加速させ、より素早い経営判断ができるようになる」と述べました。


トヨタアメリカでの販売台数はGM=ゼネラル・モーターズとフォードに続く3位につけていますが、ことし上半期の販売は前年より3.6%減少し、市場全体の2.1%の減少に比べ大きな落ち込みとなっています。トヨタは生産や販売といった部門間の連携を強めることで、アメリカでの競争力を高めたい考えです。