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北朝鮮は28日、弾道ミサイル1発を発射し、今月4日に続くICBM大陸間弾道ミサイル「火星14型」の2回目の発射実験に成功したと発表しました。


これに関連して北朝鮮外務省は、30日午後、国営メディアを通じて報道官談話を発表しました。
談話では、今回の発射について「分別を失ったアメリカに厳重な警告を送るためだ」として、発射に立ち会ったキム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長の主張を繰り返しました。
そのうえで「アメリカは世界的な核強国、ミサイル強国となったわが国の戦略的地位をきちんと認識すべきだ。もしもアメリカがわれわれに対する軍事的な圧力や制裁に執着すれば断固とした行動で応える」として、新たな弾道ミサイルの発射など対抗措置も辞さない構えを示しました。


また30日付けの朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、「アメリカが国連安全保障理事会を動員して制裁を拡大し、独自の制裁も強化しようとしている」と非難する論評を掲載し、圧力を強めるトランプ政権をけん制しました。