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ベネズエラでは先月30日、マドゥーロ大統領が新しい憲法を制定するとして、三権を上回る権限を持つ「制憲議会」の選挙を強行し、野党側がボイコットしたことからメンバーは大統領派で占められています。


首都カラカスで5日、制憲議会の初会合が開かれ、オルテガ検事総長の解任を決めました。オルテガ検事総長は、制憲議会の選挙は憲法違反だと批判したり、選挙で政権側が投票総数を水増しした疑惑について捜査を開始したりするなど、マドゥーロ政権に公然と立ち向かってきました。


大統領の独裁色が強まる中、南米諸国でつくる自由貿易圏、「メルコスール」は、ベネズエラで民主主義が失われているとして、加盟国の資格を無期限で停止しました。制憲議会は今後、大統領の権限を強化する内容の憲法の草案づくりを進めると見られていて、国内外から懸念が高まっています。

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