イラン大統領「アメリカの制裁強化は核合意に反する」 #nhk_news https://t.co/6Cyf7InxkQ
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年8月5日
ことし5月の大統領選挙で再選を果たしたイランのロウハニ大統領は5日、議会で開かれた大統領2期目の宣誓式に臨みました。
この中でロウハニ大統領は、おととし、イランがアメリカなど欧米諸国と妥結した核開発問題をめぐる合意について「イランが違反することは絶対にない」と述べ、改めて合意を順守していく考えを示しました。
そのうえでアメリカのトランプ政権が、イランがミサイル開発を続けているとして経済制裁を強化していることについて「核合意の信義に反する。アメリカが合意を破棄した場合には、イランは必要な行動を起こすことになるだろう」と述べ、トランプ政権を強く非難し、対抗措置をとることも示唆しました。
式典には核協議に参加したEU=ヨーロッパ連合のモゲリーニ上級代表のほか、イランの友好国、北朝鮮のキム・ヨンナム最高人民会議常任委員長やロシア、イラクなどおよそ90か国の首脳や高官が招かれ、イランとしては国際社会との連携を打ち出し、アメリカをけん制する狙いと見られます。
Those intend to tear up the JCPOA, surely be tearing up the scroll of their political life and the world will not forget their disloyalty.
— Hassan Rouhani (@HassanRouhani) 2017年8月5日