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» 「第二次朝鮮戦争前夜」に考える。 | IISIA 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所

デジタル経済・社会が発展すると、それだけ情報伝達も早くなる一方で、「まぁ、何か起きてもこんなレヴェルでとどまるだろう」といった歩留まり感が私たちの社会では同じく蔓延するようになってしまったのである。そのため実際に極端な行動がとられることはなくなってきている。無論、最初は「フラッシュ・モブ」や「アラブの春」の様に喜んで扇動される人々がいるにはいた。だがそれが愚かなことと分かり始めると、今度は逆に私たちは動かなくなり始めたのである。「ハーメルンの笛吹男」も最初はネズミたちを港に追い落とすことに成功したが、やがてさすがのネズミも学習し始めたというわけなのだ。正に「笛吹けど踊らず」という状況が見え始めている。


実はこの変化に一番気づいているのが政治家たちなのである。

従来のシステムはいよいよこれで終わりを告げるのである。その本質は上記の意味での「戦争」経済がもはや効かなくなったということにある。

「地球上にそのための理由がもはやないのであれば、地球外に求めるしかない」


これでお分かりになったのではないだろうか。なぜか煽り立てられている「民間宇宙開発」の本当の理由を。これからの脅威は「宇宙」からやって来るかの様に”演出“されるのである。

立秋」を迎え、実は温暖化が表向きの現象として騒がれつつも、早朝にはむしろ寒くなり「寒冷化」が著しくなることを潜象として告げ始めた今だからこそ、あえて書いておきたいと思う。