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岩手県は「北限の海女」としても知られる素もぐりなどによるウニ漁が盛んですが、ことしは不漁となっていて、漁が始まったことし3月から先月末までに県漁連を通じて取り引きされたウニは、64トン余りと例年の3分の2程度にとどまっています。


これは、記録が残る平成4年度以降では、震災の影響で漁ができなかった平成23年度の6.8トン、平成24年度の31トンに次いで3番目に低い水揚げ量です。


県漁連では、冬の時期に水温が高く、活発に活動したウニがエサになる海藻を食べてしまった結果、エサ不足に陥り、実入りが悪くなっていることに加え、台風5号やこのところの悪天候で、波が高く、霧で視界が悪いため、漁に出られない日が続いているためと分析しています。


この不漁で、東京の築地市場でも、岩手県産のウニは、去年より8割ほど値上がりしているということです。
釜石湾漁業協同組合の道下敏業務係長は「水揚げが少ないと漁師さんの生活に直接関わります。漁に出られないことの影響は大きいので心配しています」と不安を募らせていました。

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