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(1)問題集に答えを「書く」
(2)参考書を一気に「読む」
(3)空き時間にスタディサプリを「聞く」

 まずは(1)ですが、「80対20の法則」はご存じでしょうか。


 これはさまざまな分野の事象において「全体の数値の80%は、20%のものが占めている」という法則で、経済学者のパレートが発見した法則なので「パレートの法則」とも呼ばれます。

 経済用語や経済の理論でも、受験や資格試験は関係なく、ビジネスパーソンが教養として覚えるのであれば、頭から全部覚える必要はありません。覚えるべきは参考書全体の20%で十分です。優れた参考書1冊でも100%暗記しようとしたら、過剰な労力と時間を必要としてしまいます。


 では、覚えるべき「20%」はどう選べばいいか。


 それはズバリ、問題集で「問いになっている部分」です。


 これは当然の話で、出題者だって「ここが重要だ」と感じるからこそ、その部分を出題しているわけです。


 つまり、効率よく重要な箇所を学習するためには、参考書を読むより先に、問題集で問いになっているところをまず暗記する。これがベストです。


 そのときに、『政治・経済 標準問題精講』(旺文社)など、問題数の少ない問題集を使うと、問題がより重要なポイントに絞り込まれているので、さらに効果的です。


 いざ問題集に取り組むときは「解く」のではなく、解答を見て、解答欄に赤字で答えを書き込んでしまい、そのうえで問題集を暗記するという方法がおすすめです。


 語句埋め問題であれば、解答を見て、空欄に正しい語句を書き込んで文を完成させます。選択式であれば、正しい選択肢を蛍光ペンで塗り、あとはすべて×をつけます。こうして、「読んで理解できる問題集」をつくってしまうのです。


 問題集は、最低3回は繰り返すことをおすすめします。


 1回目は、解答を赤字で書き込み、正しい選択肢を赤の蛍光ペンで塗る。2回目は、重要な箇所をノートにまとめる。そして3回目は、赤のチェックシートを被せて、問題を解いていきます。

 次は、「参考書を一気に『読む』」。


 問題集でポイントを押さえたら、今度は参考書を読みます。問題集をしっかりと読んだあとでキーワードが頭に入っているので、重要なところに注意がいき、理解しやすいはずです。

#勉強法