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20日付けの北朝鮮朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、21日から今月31日までの日程で行われるアメリカ軍と韓国軍の定例の合同軍事演習について論評を掲載しました。


この中で、「演習は火に油を注ぐように情勢をさらに悪化させるだろう。われわれに対する敵対意思の表れだ」としてトランプ政権を非難しました。


そして「わが軍のたび重なる警告にもかかわらず、アメリカが核のこん棒を振り回して悪ふざけをすればするほど、自滅を早めるだけだ」とアメリカをけん制しました。


また「労働新聞」は、トランプ大統領を非難する別の論評で「グアムもハワイもアメリカ本土も、わが軍の攻撃から逃れられない」と威嚇し、アメリカに反発する姿勢を示しました。


北朝鮮は今月5日に国連安全保障理事会で新たな制裁決議が採択されると「断固たる報復で対処し、正義の行動に移るだろう」とする政府声明を発表したほか、今月9日にはグアム島周辺に向けた弾道ミサイルの発射計画を慎重に検討していると発表しました。


北朝鮮は、演習期間中の去年8月には、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイル1発を日本海に向けて発射していて、各国は、北朝鮮による新たな軍事挑発に警戒を強めています。