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イスラムスンニ派サウジアラビアシーア派のイランは、長年対立関係にありましたが、去年1月サウジアラビアが国内のシーア派の宗教指導者を処刑したことから、イランでこれに抗議する群衆がサウジアラビア大使館を襲撃し、両国は国交を断絶しました。


こうした中、イランのザリーフ外相は23日、インターネットに掲載された地元のメディアのインタビューの中で、サウジアラビアとの間で、外交官がお互いの国を訪問できるよう最終的な調整を進めていることを明らかにしました。すでに双方のビザも発給されたということで訪問が実現すれば外交官らは現在は閉鎖されているそれぞれの大使館を訪れ状況を確認するとしています。


ザリーフ外相は「中東の危機を解決するためイランはいつでも対話の用意がある」と述べ、サウジアラビアとの対話に前向きな姿勢を強調しました。


両国は内戦が続くシリアやイエメンへの対応めぐっても鋭く対立しているだけに、今回の動きが国交回復に向けた対話につながるのか注目されます。