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ちなみに、この講座と並行して、自作のオリジナル論証集を作っていました。基本的には工藤講師の論証を書き写し、多少表現を変えたりするぐらいなのですが、一つ工夫を加えていて、キーワードを赤字にしておいて、赤シートで隠して暗記できるようにしていました。大学受験でおなじみの古典的方法ですが、これが意外と効きました。


また、この論証集は、単に論証を覚えるためのものではなく、以下のとおり問題を解く過程で出てきた論点や気づいた点を論証化したり欄外にメモしたりすることで、知識の一元化を図る教材にもなっていきました。
実際、本試験の直前に見直したのは、このオリジナル論証集でした。

なお、私は、答練の他に、自主ゼミで公法系・民事系・刑事系の過去問を書くゼミを各法系週1(すなわち、3法系で週3)でやっていましたので、これを加えると、最大で週に11通書いていたことになります。加えて、学者系演習書なんかも答案構成レベルですが解いていましたので、正直、受験生として問題を解いた数は今でも日本で1位か2位だと思っています(他方、読んだ基本書の数(1.25冊)では圧倒的最下位です)。それだけ解いてもまだ上に3人もいるので、天才は凄いなあと思います。

以上長々と書き連ねてきましたが、まとめると、①3倍速インプット講座(現総合講義100)で基本的知識をインプットし、②論文インプット完成講座(現重要問題習得講座)で典型論点の処理の仕方を学び、③オリジナル論証集で論証を暗記し、④答練・ゼミ・模試を通じて答案の書き方を身に付けていったということになります。

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