https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


安倍総理大臣は北朝鮮が去年9月に続く6回目の核実験を行ったことを受けて、3日夜遅く、総理大臣公邸でアメリカのトランプ大統領とおよそ10分間、ロシアのプーチン大統領とおよそ15分間、相次いで電話で会談しました。


このうち、トランプ大統領との会談で安倍総理大臣は「核実験の規模は過去最大で、日米のみならず国際社会に対する正面からの挑戦であり、許されざる暴挙だ。わが国の安全に対するこれまでにない重大かつ差し迫った脅威であることから、日米同盟として団結して対応したい」と述べました。


そのうえで、両首脳は中国、ロシアの役割が重要だという認識で一致し、北朝鮮への圧力を強めるため、国連を含めて日米で緊密に連携していくことを改めて確認しました。


また、プーチン大統領との会談で安倍総理大臣は「日ロを含めて国際社会全体で最大限の圧力をかけることが重要であり、新たに強力な安保理決議が不可欠だ」と述べました。


そのうえで、安倍総理大臣は国連安全保障理事会常任理事国であるロシアの役割が重要だとして、建設的な役割を果たすよう働きかけました。


このあと、安倍総理大臣は記者団に対し、「トランプ大統領とは国際社会が強い決意をもって北朝鮮に対し、これまでになく強い圧力をかけていかなければならないとの認識で一致した。プーチン大統領には私から『国連安保理において協力していこう』ということを申し上げ、ロシア極東のウラジオストクで今週会談する予定だが、緊密に連携していこうということで完全に一致した」と述べました。


安倍総理大臣とトランプ大統領との電話会談は、3日は2回にわたり行われ、先月29日に、北朝鮮が日本の上空を通過する弾道ミサイルを予告なく発射して以降は4回目となります。


アメリカ、ホワイトハウスは、北朝鮮の6回目の核実験を受けて日本時間の3日夜遅く行われたトランプ大統領安倍総理大臣との電話会談の内容を3日、公表しました。


それによりますと、トランプ大統領は「外交から核戦力や通常戦力に至るあらゆる能力を最大限活用し、アメリカと同盟国を守る」という考えを伝えたことを明らかにし、アメリカの防衛義務を果たすとともに、日米で緊密に協力して北朝鮮の脅威に対処していく姿勢を強調しました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20170829#1504004046