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ウィーン国立歌劇場では4日、新たなシーズンが開幕するのを前に記者会見が行われ、観客席の一つ一つに新たに設置されたタブレット型の情報端末が紹介されました。


この端末を使うと上演されるオペラの内容や出演者などの情報が参照できるほか、劇の最中には日本語をはじめ英語やドイツ語など合わせて6つの言語の字幕を表示することができます。


記者会見ではソプラノ歌手の歌の歌詞が日本語で表示され、劇場の担当者が劇の進行にあわせながら、字幕をタイミングよく変えていることなどが紹介されました。


ウィーン国立歌劇場を年間に訪れる観客のうち7%は日本人だということで、国立歌劇場総裁のドミニク・マイヤー氏は「内容を理解してもらえれば、オペラの魅力をもっと感じ取ってもらえると思う。新たな技術を積極的に導入することで、より多くの人にオペラを楽しんでもらえる環境を整えたい」と話していました。