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 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関「国際記念物遺跡会議」(イコモス)は5日、2018年の世界文化遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本)の構成資産が登録にふさわしいかどうかを確認するため、長崎で現地視察を始めた。調査は14日までの予定。


 イコモスが派遣したオーストラリア人の調査員は5日、構成資産の一つで、江戸時代初期にキリシタン農民らが一揆を起こした「島原の乱」の舞台となった「原城跡」(長崎県南島原市)を訪問。カメラで撮影しながら、同行した県の担当職員らから保全状況などの説明を受けた。

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