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メキシコ外務省は7日、「北朝鮮はここ数か月、核実験と弾道ミサイル発射を強行し、国際法や国連安全保障理事会の決議に明確に違反している」と指摘し、対抗措置として、メキシコに駐在する北朝鮮のキム・ヒョンギル大使を、ペルソナ・ノン・グラータ、「好ましからざる人物」として、72時間以内に国外追放すると発表しました。


これを受けて、キム大使は8日、首都のメキシコシティーにある北朝鮮大使館の玄関前で、報道陣を前に抗議声明を読み上げました。この中で、キム大使は「朝鮮半島の核問題はアメリカの敵視政策のせいであり、メキシコとは全く関係がない」としたうえで、「今回の措置は法律的にも道徳的にも何ら根拠がない」と述べ、強く反発しました。


おととし7月に任命されたキム大使は、メキシコの隣国、グアテマラの大使も兼任しており、北朝鮮に帰国せず、グアテマラで業務を続ける可能性もあると見られます。