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ホンダの「モンキー」は、ハンドルを折りたためば車にも積み込めるというサイズや、かわいらしいデザインが人気を集め、これまでに66万台が販売されました。


ことしで販売開始から50年となりましたが、ホンダはヨーロッパ並みに厳しくなる排ガスの規制をクリアできないとして、先月で生産を打ち切りました。


またヤマハ発動機も、クラシカルなデザインで人気がある「SR400」など15車種の生産を終了させたほか、川崎重工業も5車種の生産を終了しました。


ヤマハ発動機広報グループの岩崎慎さんは「残念ながら一部のモデルで生産終了を決めたが、ブランド力のあるモデルについては規制に対応できるよう開発を続け、ラインナップに残していきたい」と話しています。


国内のバイク市場は、ピークだった昭和57年と比べ、去年は10分の1程度に当たる33万8000台まで落ち込むなど、縮小傾向が続いています。大手メーカー各社は、環境規制に対応できる魅力的なモデルを開発し、販売の減少に歯止めをかけたいとしています。