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スペイン北東部のカタルーニャ州は独自の言語と文化を持ち、長年スペインからの独立を目指す動きが続いていて、今月6日、州議会で独立の是非を問う住民投票を来月1日に実施する法律が成立しました。


これに対し、スペイン政府は違法行為だとして投票を中止させるため圧力を強めていて、憲法裁判所は法律の施行の一時差し止めを命じています。


こうした中、カタルーニャ州の中心都市バルセロナでは11日、地元の警察の発表でおよそ100万人が参加して、独立を訴える大規模なデモが行われました。


集まった市民たちは住民投票で賛成票を投じることを意味する「賛成」と書かれたそろいのTシャツを着て道路を埋め尽くし、参加した人たちは「独立に向けて、みんなが一つになれるのはとてもうれしい」とか「自分たちの将来は自分たちで決めたい」などと話していました。


住民投票を主導するカタルーニャ州政府は投票を強行する構えで、これを阻止しようとするスペイン政府との対立が深まり、混乱が広がる懸念も出ています。