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メイ英首相は苦境に立たされた。欧州連合(EU)離脱交渉の先行き懸念から企業が英国から逃げ出す恐れが出てきた。


  首相は、企業に適応する時間を与えるため離脱後も単一市場と関税同盟にアクセスできる移行期間を設けることをEUに求める考えだが、トヨタ自動車の幹部が不透明感の高まりから生産拠点を英国以外に移す可能性を示唆した。

  ハモンド財務相は12日、政府は「現状維持」の移行期間を望んでいると発言した。企業経営陣の多くは同財務相と同様、比較的長めで安定した移行期間を望んでいる。一方、離脱を巡る英国の政策が固まらないため長期的な事業計画が立てられないという不満の声もある。


  トヨタのディディエ・ルロワ副社長は英国のEU離脱の形についての明瞭性が「強く求められる」と指摘。離脱「交渉がさらに3年かかるからといってわれわれの新製品を3年遅らせるわけにはいかない。明瞭性が得られるまで2−3年待たなければならないというなら、当社の将来の英国投資に大きな疑問符が付く」と、12日フランクフルトでロイター通信に語った。


原題:May’s Brexit Bind as Talks Delayed and Toyota Hints at Move (1)(抜粋)


三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は、英国の欧州連合(EU)離脱後のEU域内における証券業務拠点の設立場所としてオランダのアムステルダムを選定した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。


  MUFGは仏パリにも証券業務の支店を開設する。13日にも行われる発表を前に関係者は匿名を条件に話した。ロイター通信は先に、MUFGが数十人をロンドンから新拠点に移すと報じていた。


  オランダで商業銀行業務の免許を保有しているMUFGは、英EU離脱後の証券業務の域内中核拠点としてアムステルダムとパリの両方を検討しているとブルームバーグは7月に報じていた。世界の銀行は英国が2019年に正式に離脱するのを前にEU市場アクセスを維持するため、域内でのオフィス開設や拡充を準備している。


  MUFGとは対照的に、野村ホールディングス大和証券グループ本社三井住友フィナンシャルグループなど日系金融機関は英EU離脱後のEU拠点としてドイツのフランクフルトを選択している。MUFGが中核拠点に選んだアムステルダムは、規制当局が高速取引などの分野で技術的専門知識を持ち比較的友好的だと受け止められており、複数の取引プラットフォームを引き付けている。


原題:MUFG Is Said to Pick Amsterdam for Securities Base After Brexit(抜粋)