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軍事パレードは、1980年のイラン・イラク戦争の開戦の日に合わせて22日、イラン各地で行われました。


このうち首都テヘランでは、イランが開発を進めるミサイルが披露され、地元メディアによりますと、射程が2000キロあるという新型の弾道ミサイルが初めて公開されました。


ロウハニ大統領は演説で、「望むと望まないとにかかわらず、われわれは抑止力を維持するため軍事力を増強していく」と述べて、ミサイル開発を強化していく考えを示し、イランに対する圧力を強めるアメリカをけん制しました。


イランのミサイル開発に対して、アメリカのトランプ政権は、大陸間弾道ミサイルの開発につながりかねないとして独自の制裁を発動して警戒を強めているほか、イランとの核合意についても合意の破棄も含めて対応していく考えを示し、イランへの強硬姿勢を強めています。


これに対してイランでは、アメリカを敵視してきた保守強硬派を中心に反発が強まっていて、両国の対立が深まっています。