累計200万部超のトップライターは、文章をどのように「推敲」しているのか? - 超スピード文章術 https://t.co/JWYgSAM5ze
— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) 2017年9月24日
私の推敲のポイントは2つだけです。
1つは「読みやすくする」こと。
もう1つは「わかりやすくする」ことです。
最初の推敲は、次の5つのチェックポイントで、該当箇所をチェックします。
・論理が破綻しているところはないか?
・説得力に欠けるところがないか?
・文脈に沿った適切な素材を選んでいるか?
・詰まることなく、一気通貫で読めるか?
・内容に重複している箇所はないか?
心がけたいのは、この「初見」の見直しが一番読者に近い視点であり、何度も見直せば見直すほど、全体の印象をとらえる視点が徐々に失われていくということです。
だからこそ、まずは全体としてまとまっているか、一気通貫で読めるものになっているかを最優先して確認しましょう。
長い文章の場合は、そのあとで、少しミクロに視点を狭め、段落ごとに分けて流れを見ていきます。段落の中でおかしな論理展開がないか、無理がないかをチェックしていきます。
次に、下記の点を踏まえて、一つひとつの文章を細かくチェックしていきます。
・意味不明、説明不足のところはないか?
・読者や文章に登場する関係者に、失礼な言い回しがないか?
・読者に嫌悪感を与えないか?
・暑苦しくないか、イライラさせないか?