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ロシア極東のサハリン州では、27日から3日間の日程で、エネルギー開発に関する国際会議が開かれ、日本や中国、アメリカなどのエネルギー業界の関係者600人以上が参加しています。


この中で、ロシア最大の政府系ガス会社「ガスプロム」のメドベージェフ副社長は、「サハリン2」と呼ばれる日本の大手商社も出資し、サハリン北部の天然ガスからLNGを生産するプロジェクトについて、新しい生産プラントの設計をことし中に終え、「2023年から24年の間に稼働する」と発表しました。


サハリンの新たな生産プラントをめぐっては、日本がロシア側に提案した8項目の経済協力プランのエネルギー部門の主要案件として、去年12月に行われた日ロ首脳会談の際に建設に向けて協力することで合意しています。


サハリンで生産される年間およそ1000万トンのLNGのうちおよそ7割は日本向けで、日本のLNG需要の10%を賄っていることから、メドベージェフ副社長は、「互恵関係を拡大し、地域の発展の基礎にしたい」と述べて、日本のさらなる輸入拡大に期待を示しました。