トルコ クーデター未遂で軍幹部らに終身刑などの判決 #nhk_news https://t.co/meHRbiA3eF
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年10月4日
トルコでは去年7月、軍の一部が首都アンカラの議会を空爆したり最大都市イスタンブールの空港や橋を占拠したりしてクーデターを試み、一晩で鎮圧されましたが、市民など250人が犠牲になりました。
クーデターをめぐりトルコ各地で270件以上の裁判が行われていますが、4日、このうちエルドアン大統領の殺害を企てた罪に問われている軍の幹部や兵士ら42人に対し、終身刑などの判決が言い渡されました。
当時、エーゲ海沿岸で休暇を過ごしていたエルドアン大統領は攻撃を避けて飛行機で脱出したあとスマートフォンを使って国民に抵抗を呼びかけ、これがクーデターの試みを失敗させる転機となりました。
トルコでは今回の裁判のほか、首都アンカラの空軍基地の襲撃と、来週始まるイスタンブールの橋の占拠をめぐる裁判に特に注目が集まっており、裁判のたびに裁判所の周辺でエルドアン政権の支持者らが「極刑を望む」と声をあげる様子が伝えられる一方、裁判は公平さに欠けるという批判もあがっています。