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 「超整理法」(押し出しファイリング)とは、「資料を封筒に入れ、新しく作った封筒は左端に入れる。使った封筒は、もとの位置に戻すのではなく、左端に入れる」という方法だが、これは、「コンピュータサイエンスにおける『LRU』( Least Recently Used:最長時間未使用の原理)を発展させたものだ」と前掲書の著者たちは評価する。
 また、超整理法は、「使ったファイルは、元の場所に戻すのでなく、1番左に戻すべきだ」とした。これは、Move-to-Front (MTF)法 と呼ばれる。
ダニエル・スリ―ターとロバート・タージャンは、これが「コンピュータサイエンスにおける自己組織化リスト」(Self-organizing list)として最適のものであることを証明した。
 超整理法が従来の方法より優れていると私は考えていたが、単に効率的であるだけでなく、最適であると評価されたことは、大変嬉しい。