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ロシア外務省で中東問題を担当するボグダノフ次官は、11日、長年対立が続き、去年1月から国交を断絶しているイランとサウジアラビアについて、「『両国が接触する場を提供する準備がある』と双方に話をしている」と述べ、双方の関係改善に向けて仲介する用意があると明らかにしました。


ロシアは、シリアでアサド政権をともに支援するイランと良好な関係を維持しているのに加え、サウジアラビアとは、今月5日、プーチン大統領が、ロシアをはじめて訪問したサルマン国王と会談し、原油価格の安定化や武器の売却で合意するなど、関係を強化する姿勢を示しています。


ロシアは、シリア情勢をめぐってもトルコと連携して和平に向けた協議を主導するなど存在感を示していて、今回の発言は、中東の大国の関係を取り持つことができると強調することで、中東でのロシアの影響力をさらに高めたい狙いがあると見られます。

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