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  ビットコインは9日に4500ドルを突破し、5000ドルに迫る水準で推移している。中国政府が最近の規制を緩和する見通しであるとの報道や、ゴールドマン・サックスが顧客の仮想通貨取引を支援する方法を模索しているとの報道が背景にあるようだ。


  ビットコインが再び分裂する可能性も高まっているが、8月の分裂で「ビットコインキャッシュ」が誕生した後もビットコインが上昇していることを考えると、これは強気材料かもしれない。


  投資家が新規仮想通貨公開(ICO)に慎重になりつつことがあることからも、ビットコインは恩恵を受けている可能性がある。 人気セレブのパリス・ヒルトンさんやボクシングの元世界王者フロイド・メイウェザーらがソーシャルメディアでICO投資を公表していることに食傷気味なのかもしれない。また、最近のICOで誰かが7万ドルを損したといった警鐘を鳴らすような話も多い。


  スタンドポイント・リサーチのロニ−・モアス氏は「比較的質の低い通貨からビットコインに資金がシフトしている」と指摘した。


  コインマーケットキャップによると、ビットコイン時価総額が全仮想通貨の時価総額(1550億ドル=約17兆4100億円)に占める割合は52%と、6月の38%から上昇した。


原題:Bitcoin Retaking Place as Crypto King as Smaller Tokens Slide(抜粋)