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シリア北部のイドリブ県では、アサド政権を支援するロシアやイランと、反政府勢力を支援するトルコが3か国の合意に基づいた停戦の維持を目指していて、今月初めからはトルコ軍が停戦を監視するためとして、シリアとの国境付近に部隊を展開しています。


トルコ軍は13日、シリア国内に部隊を派遣して、停戦を監視する拠点をつくる活動に乗り出したと発表し、現地からの映像には兵士が軍事車両に乗り込み、隊列を組んで動き出す様子が映っています。


トルコ軍は作戦の目的について、アサド政権と反政府勢力との停戦の維持に加え、イドリブ県で勢力を増す国際テロ組織アルカイダ系の武装グループを排除するためとしています。


ただ、地元のメディアは政府当局の情報として、トルコ軍が武装グループを排除したあと、国境地帯から敵対するクルド人勢力を掃討する作戦に移行する方針だと伝えています。


トルコのエルドアン大統領は13日の演説で、「トルコを批判する者たちが手を組んで中東の勢力図を変えようとしている。トルコは常に脅威にさらされている」と述べ、クルド人勢力への軍事作戦も辞さない構えを見せています。