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欠陥が見つかったのは、無線を使ってパソコンなどをインターネットに接続する無線LANの一つで、「Wi−Fi」と呼ばれる規格です。


この規格で使われている通信を暗号化する技術のうち、最も安全性が高いとされる「WPA2」という方式に欠陥があると、日本時間の16日夜、ベルギーの研究者が公表しました。


それによりますと、Wi−Fiで機器どうしが互いを認証する仕組みを悪用すると、通信内容を盗み見たり、不正なサイトに誘導したり、コンピューターウイルスに感染させたりすることができる可能性があるということです。


今回見つかった欠陥はWi−Fiという規格の根本に関わるもので、パソコンやスマートフォンをはじめ無線でインターネットに接続するあらゆるものに影響が及ぶことになります。


国の情報処理推進機構によりますと、今のところこの欠陥による被害は確認されていませんが、情報処理推進機構では、メーカーが配布する修正用のプログラムを早急に適用し、まだ配布されていない場合は無線ではなくLANケーブルを使うなどの対策をとるよう呼びかけています。