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ニューヨークの国連の安保理で18日、およそ40か国の国連大使らが参加して、パレスチナ問題を主要な議題に、中東和平に関する3か月に1度の公開討論が行われました。


討論では、発言を行ったアメリカ以外のすべての国がパレスチナ問題について意見を述べましたが、アメリカのヘイリー国連大使は、パレスチナ問題には触れず「安保理決議はイランによる通常兵器の移転を禁じているが、イランはイエメンを通じてシリア、レバノンの紛争地域に武器を供給している」と述べるなど、イランへの非難を展開しました。


そして「アメリカはイランの決議違反を見過ごさない」と述べて、先週、トランプ大統領がイランとの核合意を認めないと表明したことを踏まえ、安保理もイランに厳しい姿勢を示すよう求めました。


これに対してロシアや中国の代表は、イランはこの日の討論の議題ではないと不快感を示したほか、イギリスや日本の代表もイラン核合意は順守されるべきだという立場を改めて表明するなど、イランに対するアメリカの強硬姿勢が突出した形となりました。