https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


フランシスコ法王は、今月27日からミャンマーバングラデシュを訪れて、アウン・サン・スーチー国家顧問などと会談する予定で、60万人を超えるロヒンギャの人たちが隣国のバングラデシュへの避難を強いられている問題の解決の重要性を強調すると見られています。


法王の訪問を前に、ミャンマーカトリック教会で最も位の高い枢機卿が、ロイター通信のインタビューで「ロヒンギャという表現は、軍や政府、国民からも受け入れられない」として、法王に「ロヒンギャ」という表現を使わないよう求めていることを明らかにしました。


ミャンマー政府は、法律で認められた民族ではないとして、「ロヒンギャ」という表現を認めておらず、各国にもこの表現を使わないよう求めているほか、現地で支援活動を行っている一部の国際機関も、政府への配慮などから表現を控えています。


フランシスコ法王は、これまで「ロヒンギャ」という表現を使って国際社会への支援を呼びかけているだけに、今後の対応が注目されるとともに、問題の根深さが改めてカトリック界も巻き込みながら浮き彫りとなっています。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171108#1510137539
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171107#1510050940