組織的、かつ残虐な手法で行われた紛争地でのレイプなどの性暴力。なぜ、止められないのか?この強い怒りと疑問をきっかけに取材を始めました。WEB特集です。https://t.co/ENNEQMAEg5
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年11月9日
武力衝突が起きている場所では、必ずと言っていいほど、大勢の女性たちが性暴力の被害を受けてきました。
こうした「紛争下の性暴力」の問題は、長い間、無視され続けてきました。注目が集まるきっかけになったのは、1990年代に起きたアフリカのルワンダにおける虐殺や、旧ユーゴスラビアの紛争で対立する民族の女性を標的にした性暴力が頻繁に行われたことでした。
こうした地域では、性暴力を受けて望まぬ妊娠をした女性から生まれた子どもたちが、「レイプから生まれた子」として今でも差別を受け続けています。