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発表によりますと、「幸楽苑ホールディングス」は、560のラーメン店のうち、およそ1割に当たる51店舗を来年3月までに閉鎖することを決めました。


これにより、北海道、福井県滋賀県京都府岡山県からは撤退することになります。


幸楽苑は、デフレの中、低価格なラーメンの販売で店舗数を急速に拡大しましたが、人手不足を背景とした人件費の上昇や原材料価格の値上がりを受けて、一部の店舗で採算が悪化していることから、今回の閉鎖を決めたということです。


また、店舗の閉鎖に伴っておよそ5億円の特別損失を計上するため、今年度の最終損益が当初の黒字の予想から一転して6億7400万円の赤字になると発表しました。


幸楽苑は、ステーキ店の「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービスと先日フランチャイズ契約を結んだばかりで、今後は首都圏や東北地方を中心に、単価が高く利益が見込めるステーキ店の出店を進めるなどして業績の改善を目指すことにしています。