サウジ国王に退位の意向なし、皇太子の継承観測を否定−高官 https://t.co/FO7eIPU6Am pic.twitter.com/FlxXQ12Emt
— ブルームバーグニュース日本語版 (@BloombergJapan) 2017年11月12日
サウジアラビアのサルマン国王が息子のムハンマド皇太子に王位を譲ることは計画していないと、同国高官1人が述べ、同皇太子が近く国王に即位するとの観測を否定した。
同高官は匿名を条件に質問状に回答するかたちで「国王が退位する可能性は一切ない」と述べ、サウジでは国王としての責務を果たすのが困難なほど健康状態が悪化しても在位するのが通常だと説明した。
さらに、現在81歳のサルマン国王の健康状態や精神力が「完璧な」状態であることから、退位は考えられないという。退位を予測している人は「サウジアラビアの王族の伝統や慣習を理解していないのだろう」と、同高官は述べた。
原題:Saudi King Will Not Relinquish Throne, Senior Official Says (1)(抜粋)