ミスド、パスタやピザなども販売へ https://t.co/MNv210XRhi #日テレNEWS24 #ntv
— NTV NEWS24 (@news24ntv) 2017年11月15日
ミスタードーナツは100円セールなど安売りセールのしすぎで、2008年から売り上げが下がり続けている。そのため、ドーナツ以外の商品を大幅に増やすことを発表した。17日からは、トーストやパイなど11の商品を、さらに12月以降はパスタやピザも販売する予定。
ミスタードーナツはドーナツ以外の商品の売り上げをこれまでの7%から15%まで引き上げ、コンビニやファストフードに対抗したい考え。
「10年遅れた」ミスタードーナツ セブンとの戦争の結末、『逃げ恥』との関係は? (NIKKEI STYLE) - Yahoo!ニュース
――ミスドのヘビーユーザーはまさに中高年。
「40〜50代くらいで、近年は販売個数が減少しています。というのもかつては子供が2〜3人いる家族が中心で、1度の買い物で8〜12個購入していました。我が家の場合だと子供が自立し、買っても5個ぐらい。カロリーを気にするお客様も増えていますし」
「子供が減っているのに、従来のファミリー層が持ち帰るイメージの店舗作りや商品作りを踏襲してきました。しかも働く女性が増えて、家には誰もいない。お客様にとって身近な存在ではなく、距離の遠いドーナツになってしまいました。10年は遅れてしまった」
「これまでの店は1980年代に出した『80タイプ』、その半分の投資コストの『50タイプ』などがありました。3年前からスクラップ&ビルドで改めようと4タイプに分けました。1つ目がミニドーナツなど新しい商品をそろえた『to go』、2つ目がカフェタイプ、3つ目がフードコート内に出すタイプ、そして従来型の店です」
「ミスドは約80%が持ち帰りで、食べる時間は昼すぎから夕方までと限られている。そこで持ち帰りが減る中、1つ目と2つ目で朝食、昼食需要を取り込みたいと考えています。加盟店には昨年に説明し、積極的に対応してもらっています」
「セブンが参入して最初の半年ほどは5%ぐらいの影響を被りました。今はほとんど関係ありません。特にコンビニが袋詰めにしてからドーナツ扱いしなくなったのでは。それでもドーナツ市場を膨らませたのは事実。しかもコンビニは男性がコーヒーを頼んでドーナツを食べますが、ミスドは男性が入りにくいので、違う客層を開拓したと感じています」