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白鵬は、16日朝の稽古のあと、この問題について初めて取材に応じ「やってはいけないことで、手を出したのは事実です。私もその場にいたわけだし、相撲界として本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話して、みずからが同席していたことや日馬富士が暴行したことを認めたうえで謝罪しました。


そのうえで「報道されているようにビール瓶で殴っていたわけではありません。ビール瓶は持ちましたが、手から滑り落ち、そのあと私が間に入って部屋から連れ出しました」などと述べて当時の状況について詳しく説明しました。


白鵬は16日の取組のあとの取材でもこの問題について答え「場所に水を差し申し訳ない気持ちでいっぱいです」と改めて謝罪したうえで「あの日は貴ノ岩も謝って帰りましたし、次の日も2人が握手を交わして普通に取組もしました。お互いに納得をしていましたし、こんなことになるとは思いませんでした」と話しました。そのうえで捜査に着手した警察に事情を聞かれた場合は「同じことを話します」と話しました。


「協会側は貴乃花親方の前回の証言と報道された内容が全く異なることを指摘。『転んだだけで被害届を出すのはおかしい。詳細を知っていたなら、なんで報告しなかったのか』と問い詰めた。すると貴乃花親方は突如、逆ギレし、『そんなの……誰かに突き飛ばされて階段から落ちたかもしれないじゃないか!』と怒鳴り返したそうです。どう考えても、貴乃花親方の反論は全く筋が通っていない。『自分も報道を知るまで詳細は知らなかった』と主張したいがための、苦し紛れの言い訳にすぎないと吐き捨てる親方もいます。いずれにしろ、貴乃花親方の奇々怪々の言動に、協会は困惑することしきりです」


「一番の『?』は、稽古量です。(中略)『よく稽古をしている』と言っても、今の力士の場合、多くて30番とかなんですよね。自分たちの時代は、30番を超えてからが本当の稽古でした。私は118番とか、そんな番数の稽古をこなしていた。だからこそ、今の自分があるんです。その時、必死でがんばった。必死で耐え抜いた。心と体に稽古がしみ込んでいるんですね。(中略)


ゴハンを食べている時も、寝ている時だって、一日中相撲のことを考えているのが横綱。力士全員にそれを求めるのは難しいでしょうが、『強くなりたい』と思うなら、若手力士にはそれくらいの気持ちで相撲に取り組んでほしいと思うのです」


 相撲に対する熱い気持ちが溢れるインタビューだが、この熱さがゆえに今回のような事態になってしまったのかもしれないと、少し切ない気持ちになる。


この調査に対して、医師は「診断書の『頭蓋底骨折、髄液漏れの疑い』という記述は、骨折と髄液漏れの両方を『疑い』と診断したものだ」と話したということです。そのうえで「CTに現れた線は、過去の衝撃などによってできた縫合のあとなどの可能性もあり、今回の傷害との因果関係はわからないが、念のため骨折の疑いとした」などと話していることがわかりました。


また、全治2週間という診断については「先月26日から今月8日までの2週間という意味で、退院した11月9日の時点では状態は安定していて、相撲を取るのに支障がないと判断した。病院としても重傷であると報道されていることに驚いている」と話しているということです。


一方で、貴ノ岩の師匠の貴乃花親方は診断書を提出したものの、報道陣の問いかけにはこれまで無言を貫いていて、貴ノ岩のけがの状態や、休場させることにした理由などについては明らかにしていません。

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