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シリアで続く内戦の終結に向けたアサド政権と反政府勢力による和平協議は、国連の仲介のもと、28日からジュネーブで始まる予定で、双方が参加する政権への移行が議題でした。


しかし、国連のデミストラ特使は27日、協議の前日になっても、アサド政権が現地に代表団を派遣するめどが立っていないことを明らかにしたうえで、「じきに向かってくれることを願っている」と、協議への参加を促していく考えを強調しました。


アサド政権が協議への参加を渋っている理由について、シリアのメディアは「反政府側が和平交渉を始める条件としてアサド大統領の退陣を求め続けていることにある」と伝えており、政権としては、交渉を有利に進めるため反政府側への揺さぶりをかける狙いがあると見られます。


これに対して、反政府側の代表団を率いるハリリ氏は会見で「われわれは交渉を始めるための前提条件は設けていない」と反論したうえで、「政権はいまだに政治的解決を阻もうとしている」と非難しました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171123#1511434065(ロシアの主導で新たに開かれる会議について、シリアの反政府勢力の主要なグループ「最高交渉委員会」は、「アサド政権の存続を目的としたものだ」と反発し、参加を拒否する姿勢を示しています。そのうえで、内戦の終結に向けた政治プロセスについては、今月28日、国連の仲介によってジュネーブで開かれる和平協議で、話し合われるべきだと主張しています。)