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スケジューリングでは、「いかにして白くするか」を考えることが大切なのです。


手帳に入る予定の多くは、会議や面談、打ち合わせなど、誰かに時間を合わせる受け身の予定ではないでしょうか。そうなると、予定が入れば入るほど、主体的に使える時間が減っていくわけです。つまり、時間泥棒に自分の時間を盗まれていることになります。


スケジュールがぎっしり埋まっているビジネスパーソンは有能と思われがちですが、実際は逆です。ひたすら受け身の予定をこなして時間を費やしている人です。そうした人が、腰を据えて取り組まなければならない重要な仕事ができるでしょうか。重要な仕事を遂行するためには、主体的に使えるまとまった時間、つまり白いままのスケジュール欄を確保しなければならないのです。

インターネットやデジタル機器の発達とともに、現代人の予定を執行する能力は飛躍的に向上しています。しかしスケジュールを組み、計画を練る能力は低下しているのではないでしょうか。スマートフォンやパソコンのスケジュールアプリだけでスケジュール管理をしていると、その傾向は強くなるように思います。


スマートフォンなどのスケジュールアプリには一覧性がありません。一覧性がないと、明日の予定、1週間後の予定、1カ月後の予定、そのさらに先の予定を、連続したスケジュールとして視覚的に把握することができないため、重要な仕事を軸に予定を組むという、本来あるべきスケジューリングができなくなるのです。

紙とウェブの特質を知り、併用する

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