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「臆病さ」を笑う者は必ず足をすくわれます。
 なぜなら、世界は常に不確実だからです。一寸先は闇。いつ何が起こるか、誰にもわかりません。今現在がどんなに順調でも、いつか必ず状況は変わります。にもかかわらず、甘い見通しのもと漫然と仕事をしていれば、一瞬で窮地に陥る。それが、この世界の現実なのです。


 だから、リーダーにとって「臆病さ」は美徳です。
 メンバーの誰よりも、臆病な目で世界を見つめる。あらゆるリスクを想定して事前に手を打ち、環境変動の兆候をいち早くキャッチして対応策を打つ。そんな臆病なリーダーでなければ、組織を継続的に存続・発展させることは不可能。重要なのは、臆病なセンサーの感度を極限にまで上げ、リスクを最小限におさえるために工夫することなのです。

 ビジネスは予測不可能なゲームです。地政学的状況変化、経済情勢、株価、為替などを完全にコントロールできる主体などこの世にはありません。だから、私たちは、世界の動向に対してとことん臆病でなければなりません。特に、リーダーはそうです。”甘い見通し”で何かを決断することによって、組織に壊滅的な打撃を及ぼすことを、徹底的に恐れる必要があるでしょう。

強いライバルが現れたら、「戦う土俵」を変える

好業績のときこそ、「臆病」でいなければならない

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