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セクハラ疑惑が明らかになったのは、クラシック界の巨匠の1人で、世界有数のオペラハウスであるニューヨークのメトロポリタン歌劇場で長年、音楽監督を務めたオペラ指揮者のジェームズ・レバイン氏(74)です。


アメリカの主要な新聞、ニューヨーク・タイムズなどは、レバイン氏が1985年に、当時15歳だった少年にその後数年間にわたってセクハラ行為をしたとして、警察に被害届けが出されたと伝えています。


報道を受けてメトロポリタン歌劇場は、公式のツイッターで「レバイン氏が性的に不適切な行為をしたという訴えが真実かどうか、外部の捜査に協力している。結果を踏まえて適切に対応したい」として、警察が捜査を進めていることを明らかにしました。


そのうえで、メトロポリタン歌劇場は、現在、名誉音楽監督を務めるレバイン氏を停職にしたと発表しました。


一方でアメリカのメディアは、レバイン氏が今回のセクハラ疑惑を否定しているとも伝えています。


アメリカでは、ことし10月、ハリウッドの大物プロデューサーによるセクハラ行為が発覚して以降、被害者が過去の被害を訴えるケースが相次ぎ、政治家や俳優、ニュースキャスターなど著名人のセクハラ行為が次々に明らかになっています。


ハリウッド女優のジェシカ・チャステインさんは、映画のPRのため来日し、先週、都内でNHKのインタビューに応じました。


セクハラ疑惑が広がっていることについて、チャステインさんは「この問題は、映画界だけに限らず、政界や金融業界にも長きにわたって存在していた」と述べ、実態が見えない状況が長期間続いていたとの考えを示しました。


セクハラ疑惑が報じられたあと、チャステインさん自身も、あるプロデューサーから体を触られた経験があることを明らかにしています。


チャステインさんは、被害を公表した理由について、「私自身、女性が同等に扱われない業界に身を置き、とても不愉快に感じる状況が何度もあったが、それがこの業界では当たり前なのだと思っていた。しかし、女性たちが受けた被害の実態を知り、自分が黙ったままで実態を伝えないことは、悪事がはびこる状況に加担することになると思った」と語りました。


そして、こうした被害を二度と起こさないためには、「権力を使って女性を犠牲にしてきた一部の男性がのさばってきたが、こうした行為は許されないとはっきりさせることが重要だ。アメリカは、男性に支配された社会で、女性が大統領になったこともない。大企業の役員も女性は少なく、この現状は、何が何でも変えなければならない」と述べて、今こそ男性優位の社会を変えていく必要があると訴えました。


そのうえで、「同じ考えを持つ人々が集まることで変化は起こせる。被害を訴え出た人たちが守られ、勇気がたたえられるよう、できるかぎりのことをしたい。理想としたいのは、性別や人種などにかかわらず、誰もが平等な機会をもち、平等な待遇を受け、指導的地位につける世の中だ」として、すべての人が対等に扱われる社会を築けるよう活動を進めていく考えを明らかにしました。

ワインスティーン氏のセクハラ疑惑が報じられたのをきっかけに、これまで沈黙していたセクハラ被害を公表し、加害者を告発する動きが業種や国境を越えて広がり続けています。


このうち、スウェーデンでは、映画「リリーのすべて」でアカデミー賞助演女優賞を受賞した人気女優、アリシア・ヴィキャンデルさんなど、700人を超える女優が地元紙に連名で公開書簡を出し、監督や俳優などから受けたセクハラ被害をつづりました。


また、アメリカでも、国防総省国務省などで働く200人以上の女性たちが「これはハリウッドだけの問題ではない。私たちもセクハラや性暴力の犠牲者だ」などとする公開書簡を発表しました。


告発は政界にも及んでいます。


イギリスでは、ファロン国防相が、女性記者の膝に手を置いたなどと批判され、先月、辞任に追い込まれました。


アメリカ議会でも、セクハラ被害の訴えが相次ぎ、下院の司法委員長も務めたことがある民主党の重鎮、コンヤーズ議員が司法委員を辞任したほか、民主党のフランケン上院議員に対する倫理委員会の調査が行われています。
さらに、下院の公聴会で、民主党の女性議員が「現職議員の中にセクハラ行為に関わったことのある人が2人いる」と証言し、波紋が広がっています。


非難の矛先は、メディアにも向かい、アメリカ・NBCテレビは、朝のニュース番組のキャスターを20年間、務めてきたマット・ラウアー氏を性的に不適切な行為があったとして解雇したほか、CBSや公共放送のPBSで長年キャスターを務めてきたチャーリー・ローズ氏も、部下などにセクハラ行為を繰り返していたことが発覚し、契約の解除や番組の打ち切りが決まりました。


また、アメリカの有力紙、ニューヨークタイムズで、トランプ政権の取材を担当していた記者が、過去に同僚の女性にキスをしたり体を触ったりしたなどと報じられ、停職処分となりました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20171130#1512038310

#色地獄