今回の街歩きは、ポーランド南西のウロツワフ。昔から、チェコ(ボヘミア王国)やオーストリア(ハプスブルク家)、ドイツ(プロイセン王国)など、さまざまな国の領土になってきた街です。
歩き始めは、街の中心、旧市場広場から。まず見えてくるのが、13世紀から250年かけて建設されたゴシック様式の旧市庁舎。裏通りに進むと、鎖につながれた窓辺の“こびと”を発見。なんでも、この建物はかつて監獄だった場所だそう。それで“捕まった”こびと像を置いているようです。その先のウロツワフ大学では、書物を読む“教授風のこびと”、川沿いでは“洗濯中のこびと”を見かけました。
午後は、街の北側へ。中庭の壁をにぎやかに飾ることで住環境をきれいにしようと取り組む住人たちや、中世の街並みが残るトゥムスキ地区で19世紀から続くガス灯を守り継ぐ点灯夫など、目の前の小さな幸せを楽しみながら、豊かに暮らす人々とふれあいます。
一本の道「ナポレオン街道 鷲(わし)の飛行328km〜フランス〜」 - NHK
1億年以上前、海底が隆起し奇岩となり連なる絶景。その岩肌や尾根を越え行く「一本の道」がナポレオン街道。1815年、フランスの英雄・ナポレオンが千人を従え行軍した道。前年、皇帝退位を強いられ、復活を狙った英雄は「パリまでワシのごとく飛ぶ」と宣言。敵をあざむき、あえて険しい山道へ。沿道の人々は今も熱く英雄を語る。4Kドローンカメラで飛び大自然の景観を満喫、俳優・近藤正臣の声で英雄の心情に触れる空中旅。